半衿が主役の夏着物コーディネート

悲しい時～（懐かしいフレーズ、いつここはいずこ？）、
朝起きて、台所の室温が３０度の時～。

毎日暑い。
２１日金曜日は、最高気温３４．９℃。
照りつけるというよりは、刺さるような日差し、
吹き付ける温風。
ここは日本じゃないわ。
きっと、もっと、南の国。
暑いので、みんな昼間はお昼寝したり、
日陰で甘いコーヒーを飲んでいたりする国よ（あくまでイメージ）。

でも、やはりここは日本。
暑いけれども、きもの着る。

先日ちくちくした秋草柄の絽の半衿は、
やはり、９月に入れば時季外れかもしれず、
今のうちに着ておかなくては、後悔する。

夜空の星は目立ちます、ということで黒地に縞柄の着物を選ぶ。
素材は絹、薄くて、軽くて、かなり透ける。
半衿は、帯に合わせるのが王道のようなので、
持っている帯の中から合いそうなものを。
で、こうなりました。



う～ん、いま一つ。
帯留に、半襟の柄で使われている紺色を持って来られればいいのだけれど、
持っていない。
困った困ったと考えるうちに、似たような色の帯揚げを思い出す。
変えてみる。帯の上下も間違えているから変えなくっちゃ。



こっちの方がいいみたい。
これにしましょう。
お太鼓。



波に帆かけ舟。
帆の柄は、アヤメと撫子に、一部刺繍が施されています。
隠れて見えないけれど、小さな帆には、千鳥が２羽。



この日は、あまりの暑さに脳味噌が少し融けていたのか、
デジカメを持って出るのを忘れてしまい、着姿写真は無し。
帰って、自分撮りをするも、うまくいかない。
なんで、みんなは自分撮りができるのかしら？
ひょっとして、私の手が短すぎ？！
がーん


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