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浴衣リメイクのおうちワンピース      [針仕事]

先日、着物の整理をしていて掘り出した浴衣。
大きなシミをつけてしまっていたのと、年齢的に無理になったのとで、家で着るワンピースにリメイクしました。

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 おうちワンピには欠かせないポケットも付けて。

生地の巾が狭いので見頃は中心で2枚を接いでいます。
スカート部分は4枚を接いでいます。

型紙は、



の中の「ステップフォードワイフのワンピース」です。これは表紙になっている「幸福」のワンピースの袖ありバージョン。

元の型紙では、ローウェストで切り替え、スカート部分はギャザーになっています。
その形では1枚作ったので、少しアレンジしてみました。

胸の下で切り替えて、スカート部分はタックを取りました(ギャザーを取るのに飽きたから)。
袖も気持ち長めにしてタックを取り、ちょっとフンワリさせました。


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最終的にネグリジェみたいになってしまいましたが、涼しくてとても快適です。

NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で、ここのところ梅ちゃん(堀北真希)が着ている寝巻の浴衣。私の浴衣と柄がよく似ています。
梅ちゃんのは白地に黒だけですが、

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私のには柄の中心に、黒っぽい赤のシベと思われるものがあります。
梅ちゃんより派手だなんて…。
ま、その方が元気が出るし、いっか[ダッシュ(走り出すさま)]

もし、40代だったら「ドライビングMissデイジー」ジェシカ・タンディのワンピースで作ってお出かけ着にしたかったな。

この本には他に、「ベニスに死す」ビョルン・アンデルセンのジャケットや、「花様年華」マギー・チャンのチャイニーズドレスなどが、作り易いようにアレンジして掲載されています。文章も楽しい。


映画と言えば、さんざん迷ってついに「愛と誠」を見てきました。見て良かったな。
1950年代生まれには必見です。
ちょっとコメディになっていますが、実写なのに劇画の雰囲気をたっぷりと味わえます。
オマケに昭和歌謡満載[exclamation]
武井咲がはまり役で、誠の子ども時代を演じる加藤清史郎がスゴイかった。




木綿着物、縫ってはみたけれど…      [針仕事]

昨年の5月に、仕立てますよと言っていた格子の反物。
あの後、順調に仕立てました。

このように、

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 モノトーンでコーディネートしてみたら、白黒写真みたいになった。

反物の長さが足りなかったので、下衿の先と下衽の一部に他の布を足しました。

でも、着ていない。

何か似合わない。

派手なのか?

そうなんです。派手なんです。
白地に黒の格子が派手だなんて、自分でもビックリです。
格子の大きさなのでしょうかねぇ?

せっかく縫ったのにがっかりですが、解いて他のものにしましょう[たらーっ(汗)]

このショックで、昨年は遠州綿紬は仕立てませんでした。
今年は、仕立てて着ることができるかな?

取り合えず水通しと地直しは終わらせて待機中。
3丈7尺3寸あった長さは、3丈5尺3寸に縮みました。



台風一過の暑い日にお稽古      [着物でお茶のお稽古]

週間の天気予報ではずっと傘マークだったこの日ですが、前日の台風が雨雲を吹き飛ばしたのか、時々小雨がぱらつく程度の天気になりました。

準備していたポリの縮みをやめて、これまた頂き物のちょっと透け感のある単衣でお稽古に参りました。

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帯はおなじみ博多「いちろく」の168円帯。帯揚げは朱鷺色、帯締めは白。
蒸し暑いので、長襦袢は麻で。


今回のお稽古は、「入子点(いれこだて)」と、入子点が終わった総飾りから始めるお点前でした。

お花は、

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奥から、半夏生(ハンゲショウ)、下野(シモツケ)、弟切草(オトギリソウ)。

主菓子2種、

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 「夏菊」。

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 「水無月」。

水無月は白の外郎生地に小豆がのっています。6月30日に食べるお菓子だそうで、「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事に関係があるそうです。

外郎があまり好きではない私ですが、水無月はおいしく頂きました。
お茶のお稽古をしていなかったら、一生食べることがなかったかもしれません。
食べられてよかった[揺れるハート]


さて、この日の帯揚げですが、私にしては珍しいピンク系です。
絽の帯揚げは誤ってすべて処分してしまい、昨夏はハギレで乗り切りました。

今夏は何とかしたいと、あちこち探しましたが気に入るものがありません。

前回福岡に帰省した時に姉からもらった帯揚げを使うことにしましたが、色がちょっとねぇ…。可愛いピンクなので、赤面してしまいますわ。

そこで、えいやっ!と漂泊してみることにしました。
キッチンハイターを薄めにして、時々様子を見ながら一晩。

赤味が抜けて、肌色に近いようなピンクになりました。

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 (桔梗が織り出されている)

よし、絽の帯揚げ一枚ゲット[グッド(上向き矢印)]


暑くなると飲みたくなるアイスコーヒー。
福岡のおいしい自家焙煎コーヒーをご紹介します。
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帯の中からお宝が…      [針仕事]

お宝と言っても、大判小判や宝石ではありません。

これ、

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帯芯

今まで、結構な数の帯を解いてきましたが、こんな帯芯は初めて。
ホームスパンっぽくて素敵です。

拡大すると、

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半幅帯に仕立てると、ウールの着物によく合いそうです。
秋になったら仕立てましょう。


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 道端の花は、ヒメジョオンとイヌタデ。




単衣に半幅帯とトンボ玉~その3      [着物でお出かけ]

6月2日土曜日、ソラモでは遠州織物夏フェアが行われました。
当然行きましたが、既に終わっていました。
どうやら4時までだったようです。
終わるの早すぎねぇ!?
(文句垂れる前に、きちんと時間も調べて行きましょうね。)

この日も、がさがさ単衣に半幅帯とトンボ玉。

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半幅帯は紬の八寸を半幅帯に直したもの。
トンボ玉は古布の紐に通して。

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トンボ玉も夏度アップです。


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 夫に抱っこされ、逃げようとしたものの押さえ込まれて、虚ろな表情の梅吉。

男性は、動物をかまい過ぎて嫌われる率が高い。



タグ:梅吉

がさがさ単衣でお稽古      [着物でお茶のお稽古]

6月のお稽古は「入子点(いれこだて)」です。

運び入れるものも少なく、拝見もなくてラッキー(拝見が苦手)と思っていたら…。

お仕舞いの方で絞り茶巾(更に苦手)があるではありませんか!
う~ん、こういう罠(?)が仕掛けられていたとは[あせあせ(飛び散る汗)]

ここのところこれしか着ていないガサガサ単衣。

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帯揚げは絽のハギレ、帯締めは茶の暈し。
帯は「いちろく」で10年ほど前に買った夏帯です。
控えめな色柄の帯なのでお稽古にぴったりでしょう。


お軸は、

IMG_4685.jpg青山緑水(せいざんりょくすい)

お花は、

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奥から、百合水仙、ガク紫陽花、源平下野。

源平下野の源平は、源氏の白旗と平家の赤旗からきたもので、花に白色と赤色が混在していることだそうです。

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主菓子は「梅の露」。

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手前は「中田島」、奥は伊豆「黒柳」さんの温泉饅頭。

「中田島」は羽二重餅に黒胡麻がほんの数粒入っただけのお菓子ですが、黒胡麻の風味がものすご~く引き立っていました。

今回も、おいしい楽しいお稽古でした。
ありがとうございました。



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