着物でテツ旅~掛川城・其の一 [着物でお出かけ]
土曜日は、JR東海道線に乗って掛川城へ行ってきました。
この日の装いは、
今まで綿紅梅か絹紅梅かはっきり分からなかったこの着物(浴衣かも。でも広衿だから)。無事、絹紅梅であることが判明しました。おめでとう! ありがとうヽ(^o^)丿
名古屋帯を直した半幅帯を、垂れありカルタに結んで。
三分紐にアクセサリーリメイクの帯留。
この帯留はちょっと葛餅ぽくて、お腹がすいているときに見るとおいしいそう。
まず向かったのは線路沿いの公園。
ここには蒸気機関車(C58 49)が静態保存されています。
喜ぶ夫(ここのところ鉄ちゃん度上昇中)。
掛川城に行く前に、お城のすぐ下にある「こだわりっぱ」の2階で昼食を取りました。いも汁定食や静岡おでん定食など定食類が豊富で、量もたっぷりでおいしかった。
お城への坂道を登る途中で、「高温注意報」のアナウンスが。
アナウンスされなくても分かる暑さ
天守閣は後回しにして、二の丸御殿へ行きました。
二の丸御殿は、「江戸時代後期の建物で、現存する城郭御殿としては、京都二条城など全国でも4ヶ所しかない貴重な建築物です。昭和55年に国指定の重要文化財に指定されています」なんですね。
そういえば、テレビ番組で春風亭昇太がそんなことを言っていたような…。
こじんまりとして、ここで人が生活していたんだとすんなり納得させてくれる、庶民派な御殿です。
色々な展示物があって、ミニチュアの大名行列は長い長い。なかなかお殿様に会えません。
行列で目に付いたのが、
茶坊主と茶道具。
お茶を習っていなかったら、そして「へうげもの」(NHKでアニメ放映中)を見ていなかったら、気がつかないところです。よかった、気が付いて
満開の鹿の子百合。
二の丸御殿の庭には今年も白蛇が出たそうです。
白蛇のジョー(城)君。
金運・幸運を招いてくれるそうです。
白いというだけで普通の蛇より可愛く見えるのは、白い体に赤い目がウサギさんを連想させるからでしょうか?
長くなったので、続きは次回。
この日の装いは、
今まで綿紅梅か絹紅梅かはっきり分からなかったこの着物(浴衣かも。でも広衿だから)。無事、絹紅梅であることが判明しました。おめでとう! ありがとうヽ(^o^)丿
名古屋帯を直した半幅帯を、垂れありカルタに結んで。
三分紐にアクセサリーリメイクの帯留。
この帯留はちょっと葛餅ぽくて、お腹がすいているときに見るとおいしいそう。
まず向かったのは線路沿いの公園。
ここには蒸気機関車(C58 49)が静態保存されています。
喜ぶ夫(ここのところ鉄ちゃん度上昇中)。
掛川城に行く前に、お城のすぐ下にある「こだわりっぱ」の2階で昼食を取りました。いも汁定食や静岡おでん定食など定食類が豊富で、量もたっぷりでおいしかった。
お城への坂道を登る途中で、「高温注意報」のアナウンスが。
アナウンスされなくても分かる暑さ
天守閣は後回しにして、二の丸御殿へ行きました。
二の丸御殿は、「江戸時代後期の建物で、現存する城郭御殿としては、京都二条城など全国でも4ヶ所しかない貴重な建築物です。昭和55年に国指定の重要文化財に指定されています」なんですね。
そういえば、テレビ番組で春風亭昇太がそんなことを言っていたような…。
こじんまりとして、ここで人が生活していたんだとすんなり納得させてくれる、庶民派な御殿です。
色々な展示物があって、ミニチュアの大名行列は長い長い。なかなかお殿様に会えません。
行列で目に付いたのが、
茶坊主と茶道具。
お茶を習っていなかったら、そして「へうげもの」(NHKでアニメ放映中)を見ていなかったら、気がつかないところです。よかった、気が付いて
満開の鹿の子百合。
二の丸御殿の庭には今年も白蛇が出たそうです。
白蛇のジョー(城)君。
金運・幸運を招いてくれるそうです。
白いというだけで普通の蛇より可愛く見えるのは、白い体に赤い目がウサギさんを連想させるからでしょうか?
長くなったので、続きは次回。
タグ:旅行
2012-07-31 18:00
麻の着物に絽の帯で [着物でお茶のお稽古]
暑くなりました。
蝉が、ワシワシジージー鳴いています。
いよいよ夏本番。
おのおのがたご覚悟めされよ!てな感じでしょうか。
では、しっかり覚悟して、お茶のお稽古に着物で参ります。
前回のお稽古に着た麻絹の着物に、萩の柄の絽の帯で。
帯揚げは紗のハギレ、帯締めは生成り。
この帯は絽とはいうものの柄も大きく、絽目と絽目の間も広くてカジュアルな感じがします。
麻の着物には麻の帯と言われているようですが、コーディネートがしっくりくれば私は気にしません。
今回は、「釣瓶水指を使った薄茶点前」のお稽古でした。
お花は、
奥から、水引き・戻り下野・瑠璃柳。
主菓子は、
向かって左から「鼈甲羹」と「夜空」。
お干菓子は、
向かって左から「川通り餅」と「胡麻板」。
途中、「初心者のための茶道教室」の時のもうお一方の先生が顔を出してくださいました。
今回は、お稽古仲間さんも全員が揃い、賑やかな華やいだお稽古になりました。
ありがとうございました。
蝉が、ワシワシジージー鳴いています。
いよいよ夏本番。
おのおのがたご覚悟めされよ!てな感じでしょうか。
では、しっかり覚悟して、お茶のお稽古に着物で参ります。
前回のお稽古に着た麻絹の着物に、萩の柄の絽の帯で。
帯揚げは紗のハギレ、帯締めは生成り。
この帯は絽とはいうものの柄も大きく、絽目と絽目の間も広くてカジュアルな感じがします。
麻の着物には麻の帯と言われているようですが、コーディネートがしっくりくれば私は気にしません。
今回は、「釣瓶水指を使った薄茶点前」のお稽古でした。
お花は、
奥から、水引き・戻り下野・瑠璃柳。
主菓子は、
向かって左から「鼈甲羹」と「夜空」。
お干菓子は、
向かって左から「川通り餅」と「胡麻板」。
途中、「初心者のための茶道教室」の時のもうお一方の先生が顔を出してくださいました。
今回は、お稽古仲間さんも全員が揃い、賑やかな華やいだお稽古になりました。
ありがとうございました。
2012-07-27 19:00
着物でバス旅~龍潭寺 [着物でお出かけ]
浜松駅行きのバスに乗って、神宮寺バス停で下車。
以前から行きたかった龍潭寺へ参ります。
バス停から徒歩7~8分、大きな駐車場の奥に龍潭寺への小路が。
ここから既にきれい。
階段を登ると、京都のお寺さんのような風景が。
受付で拝観料(400円)を払って、気持ちの良い堂内へ。
鴬張りの廊下を慎重に歩いて、お堂の前のお庭を拝見しました。
受付で尋ねたら、お庭は撮影してよいとのことでしたので、パチリ。
有名な小堀遠州の庭園は、龍潭寺のホームページにたくさん写真がありますので、そちらをどうぞ。
龍潭寺は掃除が行き届き、清らかな気が流れていました。
私たち中年夫婦も、ちょっと清らかになったような気がします。
一日、坂道と階段を上り下りしてちょっと疲れている私。
さ、またバスに乗って帰りましょう。
今回一番のお疲れ様は、私の下駄でした。ありがとう。
以前から行きたかった龍潭寺へ参ります。
バス停から徒歩7~8分、大きな駐車場の奥に龍潭寺への小路が。
ここから既にきれい。
階段を登ると、京都のお寺さんのような風景が。
受付で拝観料(400円)を払って、気持ちの良い堂内へ。
鴬張りの廊下を慎重に歩いて、お堂の前のお庭を拝見しました。
受付で尋ねたら、お庭は撮影してよいとのことでしたので、パチリ。
有名な小堀遠州の庭園は、龍潭寺のホームページにたくさん写真がありますので、そちらをどうぞ。
龍潭寺は掃除が行き届き、清らかな気が流れていました。
私たち中年夫婦も、ちょっと清らかになったような気がします。
一日、坂道と階段を上り下りしてちょっと疲れている私。
さ、またバスに乗って帰りましょう。
今回一番のお疲れ様は、私の下駄でした。ありがとう。
タグ:旅行
2012-07-24 19:00
着物でバス旅~パワースポット方広寺 [着物でお出かけ]
先週の土曜日は薄曇りで気温も上がらず、夏のお出かけにはぴったりの気候となりました。
ではでは、バス旅とまいりましょう。
目的は「方広寺」と「龍潭寺」。
どちらも引佐町(いなさまち)にあります。
一日曇りの予報でしたが、山の天気は変わり易い。
濡れても平気なポリの縮みにしました。
ジュート半幅を垂れありカルタに結んで。
帯留は箸置きのリメイクです。
浜松駅のバスターミナルからバスに乗って50分程で終点「奥山」に着きます。
バス停から方広寺までは5分程でしょうか。
黒門を越えて受付で拝観料(300円)を払うと、拝観コースの地図がもらえます。
哲学の道の方を選んでテクテク行くと、
こちらがパワースポットでございます。
どういうものかは、自分の眼で確かめてくださいね(←イジワル)。
パワースポットよりも「五百羅漢」が楽しいんです。
自然の薄がお供えされているかのように。
山百合に囲まれて。
こちらの羅漢さんたちは二人、三人と楽しげに語り合ってらっしゃいます。
奥までずらーっと羅漢さんたち。
所を得たり。
かしいでいても心は穏やか。
少し倒れてても気にしない。
境内のあちらこちらに羅漢さんたち。
ここの羅漢さんたちは、多くが穏やかで楽しげな表情をされています。
見ている私も、口元の力が抜けて、気持ちがまあるくなって行きます。
赤い橋の下に見える坂を登って来ました。
今日は二枚歯の下駄を履いています。
上り坂では、胡麻竹台の上を足袋が滑って、往生いたしました。
方広寺さんには見所がいろいろありましたが、
私の心を惹きつけたのは、江戸時代の羅漢さんたちでした。
ではでは、バス旅とまいりましょう。
目的は「方広寺」と「龍潭寺」。
どちらも引佐町(いなさまち)にあります。
一日曇りの予報でしたが、山の天気は変わり易い。
濡れても平気なポリの縮みにしました。
ジュート半幅を垂れありカルタに結んで。
帯留は箸置きのリメイクです。
浜松駅のバスターミナルからバスに乗って50分程で終点「奥山」に着きます。
バス停から方広寺までは5分程でしょうか。
黒門を越えて受付で拝観料(300円)を払うと、拝観コースの地図がもらえます。
哲学の道の方を選んでテクテク行くと、
こちらがパワースポットでございます。
どういうものかは、自分の眼で確かめてくださいね(←イジワル)。
パワースポットよりも「五百羅漢」が楽しいんです。
自然の薄がお供えされているかのように。
山百合に囲まれて。
こちらの羅漢さんたちは二人、三人と楽しげに語り合ってらっしゃいます。
奥までずらーっと羅漢さんたち。
所を得たり。
かしいでいても心は穏やか。
少し倒れてても気にしない。
境内のあちらこちらに羅漢さんたち。
ここの羅漢さんたちは、多くが穏やかで楽しげな表情をされています。
見ている私も、口元の力が抜けて、気持ちがまあるくなって行きます。
赤い橋の下に見える坂を登って来ました。
今日は二枚歯の下駄を履いています。
上り坂では、胡麻竹台の上を足袋が滑って、往生いたしました。
方広寺さんには見所がいろいろありましたが、
私の心を惹きつけたのは、江戸時代の羅漢さんたちでした。
タグ:旅行
2012-07-23 18:00
七月のお茶会に紗の着物で [着物でお出かけ]
七月の月釜(毎月決まった日程で開催されるお茶会)で、松韻亭に行って参りました。
今回は、私の先生がお点前をされます。
何だか、自分のことのようにドキドキいたします。
この日の装いは、
紗の着物に絽の帯。
帯揚げは駒絽のハギレ(元は長襦袢)、帯締めは白。
お太鼓、
午後から雨の予報だったので、履物は利休下駄にしました。
下駄ですが、色が黒なのと歯が細いので、ちょっとおすまし感があります。
私は一人で参りましたが、いろんな方々とお話させていただきました。
特に、立礼席でご一緒した女性お二人組とは、着物のお話ができました。
ものすごく嬉しい
嬉しさのあまり、自分のことばかり喋りすぎたのではないかと、
帰ってからちょっと落ち込みました
八月の月釜にも参加して、次こそは、お茶碗をちゃんと回して(正面を避けて)お茶を頂きたいと思います
今回は、私の先生がお点前をされます。
何だか、自分のことのようにドキドキいたします。
この日の装いは、
紗の着物に絽の帯。
帯揚げは駒絽のハギレ(元は長襦袢)、帯締めは白。
お太鼓、
午後から雨の予報だったので、履物は利休下駄にしました。
下駄ですが、色が黒なのと歯が細いので、ちょっとおすまし感があります。
私は一人で参りましたが、いろんな方々とお話させていただきました。
特に、立礼席でご一緒した女性お二人組とは、着物のお話ができました。
ものすごく嬉しい
嬉しさのあまり、自分のことばかり喋りすぎたのではないかと、
帰ってからちょっと落ち込みました
八月の月釜にも参加して、次こそは、お茶碗をちゃんと回して(正面を避けて)お茶を頂きたいと思います
2012-07-12 18:00
麻づくしでお稽古へ [着物でお茶のお稽古]
7月に入り、いよいよ大っぴらに麻物を纏えます。
この日のお稽古には、麻絹の着物、麻の帯、麻の長襦袢と麻づくしで参りました。
博多「いちろく」のオークション着物に、これまた「いちろく」の168円帯。
帯揚げは前回も使った、漂泊した絽の帯揚げ。
帯揚げが甘い色合いなので、帯締めはパキッと黒で。
今回のお稽古は、「釣瓶水指と洗い茶巾の薄茶点前」と「総飾りからの薄茶手前」でした。
お軸は、
「風外聴竹」
お花は、
奥から、ギボウシ(擬宝珠)、八重の額紫陽花「墨田の花火」。
主菓子は、
手前「夕顔」、奥「おまん」。
「おまん」はお稽古仲間さんの京都土産で、生八つ橋のお団子版です。もっちりとした肉桂風味の皮に餡子が入って、生八つ橋が苦手な人にもいいかも。
お干菓子は、
手前「山柿」、奥「子鳩豆楽」。
「山柿」は広島土産で、干し柿そのままの味わいです。料理にも使えそうですね。
「子鳩豆楽」は鳩の形の落雁で、鎌倉土産。昔は鳩サブレーしかなかったのにね。形も可愛く、味も懐かしい鄙びた甘さでした。また食べたい。
さて、縞葦をムシャムシャ食べてしまう梅吉は、生野菜サラダ(この場合はただのイネ科の雑草のこと)が大好きです。大好きなあまり、サラダがないと私が育てている水耕栽培のシルクジャスミンをガシガシして私を脅迫します。
「だめでしょっ!」と叱ると、聞こえないふりをします。
そこで私は毎日のように、イネ科の雑草を求めて近所をうろついています。そのうちには、職務質問されるかもしれません。
「猫が食べる草を探しているのです。」と言って、信じてもらえるかどうか。
人はこれを、「献身」と言うのでしょうか。
この日のお稽古には、麻絹の着物、麻の帯、麻の長襦袢と麻づくしで参りました。
博多「いちろく」のオークション着物に、これまた「いちろく」の168円帯。
帯揚げは前回も使った、漂泊した絽の帯揚げ。
帯揚げが甘い色合いなので、帯締めはパキッと黒で。
今回のお稽古は、「釣瓶水指と洗い茶巾の薄茶点前」と「総飾りからの薄茶手前」でした。
お軸は、
「風外聴竹」
お花は、
奥から、ギボウシ(擬宝珠)、八重の額紫陽花「墨田の花火」。
主菓子は、
手前「夕顔」、奥「おまん」。
「おまん」はお稽古仲間さんの京都土産で、生八つ橋のお団子版です。もっちりとした肉桂風味の皮に餡子が入って、生八つ橋が苦手な人にもいいかも。
お干菓子は、
手前「山柿」、奥「子鳩豆楽」。
「山柿」は広島土産で、干し柿そのままの味わいです。料理にも使えそうですね。
「子鳩豆楽」は鳩の形の落雁で、鎌倉土産。昔は鳩サブレーしかなかったのにね。形も可愛く、味も懐かしい鄙びた甘さでした。また食べたい。
さて、縞葦をムシャムシャ食べてしまう梅吉は、生野菜サラダ(この場合はただのイネ科の雑草のこと)が大好きです。大好きなあまり、サラダがないと私が育てている水耕栽培のシルクジャスミンをガシガシして私を脅迫します。
「だめでしょっ!」と叱ると、聞こえないふりをします。
そこで私は毎日のように、イネ科の雑草を求めて近所をうろついています。そのうちには、職務質問されるかもしれません。
「猫が食べる草を探しているのです。」と言って、信じてもらえるかどうか。
人はこれを、「献身」と言うのでしょうか。
タグ:梅吉
2012-07-06 18:00