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麻づくしでお稽古へ      [着物でお茶のお稽古]

7月に入り、いよいよ大っぴらに麻物を纏えます。

この日のお稽古には、麻絹の着物、麻の帯、麻の長襦袢と麻づくしで参りました。

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博多「いちろく」のオークション着物に、これまた「いちろく」の168円帯。
帯揚げは前回も使った、漂泊した絽の帯揚げ。
帯揚げが甘い色合いなので、帯締めはパキッと黒で。


今回のお稽古は、「釣瓶水指と洗い茶巾の薄茶点前」と「総飾りからの薄茶手前」でした。

お軸は、

IMG_4779.JPG「風外聴竹」

お花は、

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 奥から、ギボウシ(擬宝珠)、八重の額紫陽花「墨田の花火」。

主菓子は、

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 手前「夕顔」、奥「おまん」。

「おまん」はお稽古仲間さんの京都土産で、生八つ橋のお団子版です。もっちりとした肉桂風味の皮に餡子が入って、生八つ橋が苦手な人にもいいかも。

お干菓子は、

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 手前「山柿」、奥「子鳩豆楽」。

「山柿」は広島土産で、干し柿そのままの味わいです。料理にも使えそうですね。
「子鳩豆楽」は鳩の形の落雁で、鎌倉土産。昔は鳩サブレーしかなかったのにね。形も可愛く、味も懐かしい鄙びた甘さでした。また食べたい。


さて、縞葦をムシャムシャ食べてしまう梅吉は、生野菜サラダ(この場合はただのイネ科の雑草のこと)が大好きです。大好きなあまり、サラダがないと私が育てている水耕栽培のシルクジャスミンをガシガシして私を脅迫します。

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「だめでしょっ!」と叱ると、聞こえないふりをします。

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そこで私は毎日のように、イネ科の雑草を求めて近所をうろついています。そのうちには、職務質問されるかもしれません。
「猫が食べる草を探しているのです。」と言って、信じてもらえるかどうか。
人はこれを、「献身」と言うのでしょうか。



タグ:梅吉

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