暑い日は、着物の方が涼しいのか？

実験してみました。

7月23日、大暑。
最高気温は34.5度でしたが、体感としては35度越えてました。

午前10時過ぎ、すでに暑い。
徒歩12分ほどのスーパーまで買い物に出かける。
綿紅梅の着物をリメイクしたチュニック（ブラの上に直接）、無印良品のジーンズ風のスパッツ、素足にエスパドリーユの靴を履きました。
そして、ビニール袋に氷を入れてハンカチに包んで首に巻く（おばさんはカッコよさより気持ちよさを選ぶ、躊躇無く）。
チュニックは快適、首は涼しい。
日傘も忘れずにさして。

午後2時30分、更に暑い。
徒歩12分ほどの病院へ。
自作の麻の半襦袢（和装ブラの上に直接）と麻の裾除け、
昨年買った麻の着物、半幅帯。
麻の裾除けも自作で、力布の部分も麻。
長めに作ったので折り返した部分をウェストの補正にします。
半襦袢と着物にはコーリンベルトを使用、腰紐は絹。
綿の足袋ソックスに下駄、午前中と同じ日傘をさしました。



下半身は文句なくこちらの方が涼しいです。
上半身も、風が吹くと衣紋と身八つ口から風が入って気持ちいい。
帰りには背中に汗をかいていましたが、
濡れた半襦袢が乾こうして気化熱を奪うのか、
背中は、氷しょってたっけ？と思うほど冷や冷やしてました。
足元は、ソックスを履いていても、下駄の方が涼しかった。

今回の半襦袢と裾除けは、骨董市で買った男物の襦袢をほどいて作りました。
割と地厚で、目もつんでいます。
それでも、麻の上に麻を着ると、綿の浴衣一枚（下着は和装ブラのみ）よりも涼しく感じました。
麻の紗の長襦袢（これも骨董市で購入）だったら、もっと涼しかったんだろうなぁ。


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