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木綿の袷モドキに半幅帯で      [着物でお出かけ]

17日と18日に「花と緑の祭2010」が催されました。

屋台も出るので、木綿の袷モドキ着物で。
何故、モドキなのかと言うと・・・。

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袖口、振り、前衽にのみ裏があります。
もちろん、自分で縫いつけました。

あれは、7~8年前、着物を着始めたころ。
骨董市で買った袷の木綿着物を何も考えずに洗ったら、裏地の赤が表に染みてしまい、おまけに裏が縮んで、裏と表のつり合いが取れなくなってしまいました。
そこで、エイヤッとばかり、裏を取りました。
襟の部分だけはほどくと大変そうなので、チョキチョキ切り取りました。
その頃は、袷も単衣もよく分からず、元が袷だったのだから袷にしなくてわっ[exclamation]と思ったのです(今だったら単衣で着ます)。
でも和裁なんてやったことはなく、苦肉の策で、見える所だけ裏を縫い付ける作戦を実行。
袷モドキの出来上がり。

何年か経って読んだ本に、宇野千代さんのお話が掲載されていました。
貧乏だったころ、いつも着ている着物をお正月用に何とかおしゃれにしたいと思われた宇野さんは、袖口と振りの見える所にだけきれいな布を縫い付けられたそうです。
う~ん、やったことは同じなんだけど、心映えが全然違う[あせあせ(飛び散る汗)]

この袷モドキ、秋なのにまだ暑い今時分にぴったりです。

この日のコーデ。

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縞の半幅帯に合わせた、日本一富士山キューピーちゃん(ちっちゃすぎてよく見えませんが)がポイントです。

さて、お祭りでは「浴衣コーディネートショー」も行われました。
何と言っても浜松は、注染浴衣の名産地ですものね。

モデルさんに写真を撮らせていただきました。
白地の浴衣の方は、今年のミス浜松だそうです。
お二人ともとてもきれいですね[ぴかぴか(新しい)]

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 着物コーディネートショーは例年動画が公開されるので、ご本人たちにお断りはしていませんが、写真を掲載します。

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