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夏のきもの旅~3日目は京都・清水     [着物でお出かけ]

いよいよ最終日です。
昨日に負けないくらい暑い。

朝食付きにしていなかったので、ホテルのラウンジで中庭を見ながら、モーニング(900円だったかな)を食べました。


本日のコーデ、

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着物は筥崎の骨董市で購入。
この着物と羽織と長襦袢の3枚で700円という、信じられないお値段でした。
張りがあって透けているので麻かなと思うのですが、触った感じがシャリツルッとしています。
夏大島かもしれない。
結局、分からない(がっくり)。
帯は1日目に締めた麻の帯。
帯揚げは綿麻のハギレ、生成りの帯締め。
この日に着た絽の長襦袢は白茶色なので、実際に着た時は着物の色がもう少し薄く見えます。

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透け具合が分かるでしょうか?


とにかく暑いので、移動はタクシー、見るのは室内と決めました。
京都駅でコインロッカーに荷物を預け、
本日のメイン「河井寛次郎記念館」へ。

念願叶って、胸が高鳴るわたくし。

受付で記帳すると写真撮影が可になります。

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囲炉裏が切られているのに、とてもモダンな感じの居間。

中庭。

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階段の奥には登り窯があります。
左手が母屋、右手が展示場を兼ねた創作室に続く廊下。
画面手前に渡り廊下があります。

陶器で作られた帯留。

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椅子に腰掛けてもよし、畳に座ってもよし。
窓から入る涼しい風に、どこか田舎の古民家にでも来たような…。
はぁ~、来てよかった[揺れるハート]

お昼は、すぐ近くの馬町バス停そば「寿司 あけぼの」さんで和定食を食べました。昆布締めのお刺身がおいしかった。


続いて、「清水三年坂美術館」へ。

「絵葉書の美女たちにみる明治・大正浪漫」展が8月21日まで開催中です。
絵葉書の点数はさほど多くはなかったのですが、一緒に展示されていた櫛や簪などの装身具が見応えがありました。
私はこのような装身具を見るとき、「どれか一点差し上げますよ。」と言われたら、どれを頂こうかしらと妄想して見ます。
漫然と見るよりは一点一点を真剣に見るし、自分がそれを選んだ理由がはっきり説明できるようになる、ような気がする。
今回、私が頂きたいものは朱色に菊の絵柄の櫛でした。

タクシーをひろうために三年坂をゆるゆると下る途中、舞妓はんに遭遇。
舞妓体験のお嬢さんたちでしたが、なんと3組も。
1組目は女子二人、2組目は白人女子一名、3組目はカップル(着物男子と人力車に乗車中)でした。
恥ずかしながら、私も芸妓体験をやってみたい[あせあせ(飛び散る汗)]


最後は、伊勢丹で開催中の
草乃しずか日本刺繡展 雪月花~戦国の姫たちへの想い~」展へ。

大物の展示の距離がビミョーでちょっと疲れました。
繊細な刺繍が裸眼では見えず、老眼鏡をかけるとちょっと距離があってこれまた見えない。
見たいのに、見えない[バッド(下向き矢印)]


新幹線の到着までに時間があったので、駅の喫茶店で白玉あんみつを食べました。

そして、旅は終わる。

楽しかった。


タグ:美術館
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