菊に撫子、今年の浴衣

菊の柄の浴衣は、リサイクルショップで購入。



なんと、菊を裏からというか下からというか、見ています。
葉っぱの先、桔梗のような形に見えるのは、ガクです。
裏から見ようなんて、よく考えますね。
それとも、昔のデザインとしては一般的だったのでしょうか？
補）　池田重子さんの「秋のおしゃれ」を見ていたら、「裏菊」という言葉が出てきました。
ネットで調べると、
「菊の花を裏から見た形の図案。紋所・衣服の模様、鎧(よろい)の飾り金具などに用いる。」
ということでした。
ナルホド、やはり一般的だったのね。


右下の菊の花が一番分かりやすいのですが、
色が、桜鼠→薄い紺色→濃い紺色と変化しています。
全体として見ると、色の濃淡で縞柄。恐るべしっ！！

この浴衣を見つけた時には、
「こんなに可愛い浴衣があるんだわっ！」と、感激しました。

が、後日・・・。
骨董市で撫子柄の浴衣を見つけました。



ひぇ～！
菊柄の浴衣が、可愛いなら、
これは、「超絶可愛い！」だわ。
あまりの可愛さに悶絶しちゃうから、「悶絶可愛い！」でもいいけど。



露草色の地に、大きな撫子と小さな撫子。
そして摺り匹田（多分）。

着たい
しかし、ちょっと小さい。
おまけに、スケスケ（浴衣なのに何故？）
おまけに（おまけ多し）、上前の色移りがどうしても取れない。

ん～、どうしたものか。
そうだ！孫の浴衣に仕立て直しましょう。
（まだ結婚どころか、彼女もいない息子の、いもしない娘のこと？！）
道のり遠し、ですわ


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