卒業式は色無地で

３月１日、福岡県下では一斉（多分）に高校の卒業式が行われました。
前日の天気予報では、午前曇り、午後雨。
午前中に終わるから楽勝よね。
念のため、雨ゴートと高下駄を準備。
照る照る坊主もしっかり下げて、これでバッチリだわ。

当日午前８時３５分、雨が降り出す。
天気予報の嘘つき！！
でも、照る照る坊主さんのおかげか、私は８時３５分には家の最寄り駅のホームにいたのでした。ラッキー

地下鉄の中で、草履を下駄に履き替え雨コートを羽織っていたら、周りの人が見ないようにして見ていたな。
お見苦しいところをお見せしてしまったわ

着姿写真はちょっと暗めです。



明るいのは、ボディに着せ付けたこちら、



写真は明るいですが、コーディネートは地味です。
着物は母の蠟たたきを色無地に直したもの。
蠟たたきだった時には、地紋が全然目立ちませんでした。
ところが、色無地にしたらこの通り。
花の丸だったんだぁ～、嬉しい！となりました。
ちなみにかかった費用は最後に。

帯揚げは「いちろく」で買ったハギレ１６円也。
これまた「いちろく」で買った三分紐に骨董市で買ったブローチを帯留に。
私は、帯揚げの結び目は帯に押し込んで見えないようにするのが好きですが、今回はそれだとあまりに地味になるので、少し見せています。



帯は博多織りのお誂え。
前帯と手先には裏を出し、お太鼓だけ表を出して締めました。
もともと裏が気に入って買った帯です。

そして気になる費用は、
お願いしたのは、福岡県大野城市の呉服屋「着るものがたり　戸波」さん。
平成１８年１１月のお値段です。

洗い張り　　　　4,000円
目引き　　　　　8,800円
仕立て　　　　 14,286円
繡い紋　　　　　7,500円

計　　　　　　 34,586円 に消費税がついて　
　　　　　　　 36,315円でした。

仕立てはこの時キャンペーンをやっていたのでかなりお安くなっています。
この時は色を抜いていないので、それもお安くあがったポイントでしょうね。