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従姉妹帯      [ももコレ]

おかげさまで、家人の退院まであと数日となりました。

こちらは桜が満開で、今日から一週間ほどが見頃になります。
袷の長襦袢」の記事に書いた通り、着物を着て一緒にお花見ができそうです。

ほっとしてポッカリと空いた時間に、従姉妹同士のようによく似た帯のご紹介を。

まずは年上の従姉妹帯。

itokoobia.gif

昨春、京都の骨董祭で購入しました。

そして、年下の従姉妹帯。

itokoobib.gif

箱崎の骨董市で購入しました。

二本ともに柄の基本は七宝です。
七宝の中に描かれた柄は、どちらもペルシャチック。
そして、所々に施された刺繍。
しかし、受ける印象はかなり違います。

和風な年下従姉妹帯と、モダンな年上従姉妹帯。

東京に行ってモガになった年上の従姉妹に憧れる年下の従姉妹。
流行のおかっぱ頭の年上従姉妹と、長い髪を結った年下従姉妹。

思わず、「あなたにはあなたの良さがあるのよ!」と年下従姉妹を励ましたくなります。

そんな妄想をかきたてる従姉妹帯です。


さて、話題変わって・・・、
以前、着物友だちから質問されました。
「帯留めはどうしたら弛まない?」

答え(遅くなってごめんね)、
私は、三分紐や二分紐をきちんと正面で結んでいます。
結び方は帯締めと同じです。
その後、帯留めと帯の間に指を入れて紐の結び目を後ろに持っていきます。
指を入れるのは、帯留めの金具が帯を傷めないようにです。
これでまず弛みません。
紐を結ぶ時には、帯留めを後ろではなく、横あたりに持ってきておくと楽です。
紐の厚みが足りなくて、帯留めがぐらぐらする時は、紙を小さく折り畳んで帯留めと紐の間にはさむといいですよ。


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