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草色ウールでお茶のお稽古~3回目      [着物でお出かけ]

今回も草色ウールです。

帯はゴブラン織のはず(自信無し)。

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この秋何度も登場の帯揚げ、藤色の帯締め。
帯締めは裏を使用しています。表は矢羽根が織り出されてはんなりなので。

この帯は、福岡のちょっと田舎にある骨董屋さんで購入しました。

着物類は置いていないお店でしたが、私が着物を着ているのを見て、「そうそう、預かっている帯があった…」と、女性のオーナーが奥から出してきてくれました。

帰り道では、蕎麦畑にいるイノシシの親子を発見。

この帯を見るたびに、仲よさそうなイノシシの親子を思い出し、微笑ましい気持ちになります。


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草色ウールでお茶のお稽古~2回目      [着物でお出かけ]

私、10月は草色ウールで通します。

ざっくりとした着物にはざっくりとした帯ですが、
そんなにざっくり帯を持っていない。

で、ざっくりって感じじゃないけれど、献上帯だったらいいんじゃないと探していて、
この帯を見つけました。

紬の八寸です。
柄は牡丹だと思われますが、菊ということにして…[あせあせ(飛び散る汗)]

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苔色の帯揚げに、生成りと柿渋色の暈しの帯締め。

お太鼓はこんな。

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次回のお茶のお稽古にも、草色ウールで参ります。

たまにこんなことをすると、忘れていた帯が日の目を見ます。
めでたし、めでたし[るんるん]



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草色ウールでおでかけ      [着物でお出かけ]

10月に入りました。
まだまだ暑いけど、サマーウールはいかがなものか?

草色のウールにしました。
この着物は、糸が太かったり細かったり、節もあります。
ざっくりとしているので、ちょっと風通しがいいような気がする。

10月1日、浜松の最高気温は26度、暑いぜっ[晴れ]
この日のお出かけは、「青山みとも」さんの感謝祭。

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裂き織りの帯。
苔色の帯揚げに、錆朱の三分紐、ベネチアガラスのペンダントトップをリメイクした帯留。

紬の着物用に草履を買い、やさしい色の帯締めも買いました。
実はこれ、お茶のお稽古の準備です。


10月5日、お茶のお稽古初日は、雨の予報。
濡れてもいいようにウールの着物に、爪皮を付けた下駄を履いて。

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納戸色のハギレの帯揚げに、細い黒地の帯締め。

お茶の先生に伺ったら、ウールの着物でもいいということで一安心。

でも、買った草履を履きたいから、紬の着物も着ましょう。


7日~12日は福岡へ。

浜松も暑けりゃ、福岡も暑い、あ~あ[ダッシュ(走り出すさま)]

ちょっと人に会う予定があったので、帯を黒の献上にしました。

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キリッとな。
この帯、洗い張りの帯地を頂いたものですが、どうやら黒に染められたもののようです。

そして、12日の福岡は28度。
秋はどこ[exclamation&question]

帯だけ裂き織りの帯に変えて、浜松へ帰りました。

草色ウールを着倒した10月上旬でした。



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藤色のサマーウールでお買いもの      [着物でお出かけ]

9月29日、明後日は10月だというのに、夏日[晴れ]

ちょっと透けてるサマーウールに、初めて袖を通しました。

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前回の帯と帯揚げと三分紐に帯留。
今年は、この帯をよく締めています。

着物は三年程前に骨董屋さんで、うず高い着物の束から掘り出しました。
同じく掘り出した未使用の帯地を買ったら、着物はオマケにしてくれました。

裄を少し詰めました。が、肩の所に変なドレープができるのは何故?
そのうちに、幅を計りまくって何とかしましょう。

下着は、麻だとさすがに涼しすぎるので、薄い綿混の長襦袢にしました。
サラサラと気持ちよかった。

遠鉄デパート7Fのクリエイティブ工房では、10月4日まで、
伊賀組紐の実演販売中です。
帯締め・三分紐も豊富でした。

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思わず購入した納戸色の帯締め。
3,150円コーナーで掘り出しました。

そして10月1日~3日まで「青山みとも」さんの秋の大感謝祭が開催されます。
場所は、アクトシティのコングレスセンター3階会議室。
色々な着物や帯が見られる機会です。
買わないけど、目の保養に行こうかな[揺れるハート]


コーヒーのおいしい季節になりました。お取り寄せは、
[かわいい]豆洞洞コーヒーのホームページへ[かわいい] ホッと一息。


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真夏日だもの      [着物でお出かけ]

15日(木)、浜松の最高気温は32度でした。

夫の通院の付き添いに何を着て行きましょう?

先日着た立湧の着物は、待合室で浮きまくりそうだし[あせあせ(飛び散る汗)]

透け感が控えめな麻絹の着物にしました。

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帯と帯揚げは立湧の着物の時と同じです。帯は反対側を前帯に。
三分紐を通したのは、ボタンリメイクの帯留です。
全体的に幾何学っぽい感じでまとめてみました。

通院の付き添いに着物で行ったのは3度目でしたが、今回は、夫の主治医に「待合室に和服の人がいると不思議な感じがするね。」と言われてしまいました。
ガーン(まずかったかしら?)

前2回のコーデは、
 ○着物は紺系、素材はウール。
 ○帯は紬で、柄は控えめ。
 ○髪型は短めのボブ。

今回は、
 ○着物は麻絹。
 ○帯は紬ではなく、柄はおしゃれ。
 ○髪型は一見アップ。

う~ん、そっか。
抽象的にまとめてはみたけれど、着物と帯の質感と柄、そしてアップ風の髪型が、「どや、着物やで」感を醸し出していたのでしょう。

次回は、主治医に何も言われない、待合室に溶け込むコーデを心掛けましょう。

それにしても、こう暑い日が続くのでは、
9月の暑い日に着る普段着物を何とかしなくては[exclamation]


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9月の暑い日に      [着物でお出かけ]

7日(水)、残暑の谷間でしたが、それでも27度です。

気温は夏日ですが、薄物はちょっとねぇ。
陽射しが秋めいて来ているし。

透けない綿麻着物にしました。

毎年、今年は着られるか(年齢的に)ドキドキの着物ですが、大のお気に入りです。

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帯揚げは絽縮緬の半衿を使用しています。幅も狭く、長さも短いですが、結び目を見せなければOKです。
灰と乳白の縞の三分紐に葡萄色の帯留。

麻の紋紗の長襦袢を着ていましたが、それでも汗をかきました[あせあせ(飛び散る汗)]


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掛け衿の長さ問題・・・解決編!      [着物でお出かけ]

先日、短すぎる掛け衿を長くした麻着物。
金曜日に着て出かけました。
税務署と市役所と図書館という地味コースなので、ぴったりでしょう。

まずは、短かった頃、
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そして、長くなった今、

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(苦肉の策のアングル、腕むき出しで失礼します。鏡の中の自分撮りなので、左前になっています。)

分かりにくいですが、帯の上10㎝程のところまでが掛け衿です。
今回、掛け衿と地衿の縞を通したので、襟元がすっきりしました。
比べて見ると、短いころの写真は、衿が背中から引っ張られているように見えますね。
長くした甲斐がありました。

自作のジュート半幅帯をカルタに結んで、日本一富士山キューピーちゃんをぶら下げました。

髪は短めのボブが、エラ下3㎝あたりまで伸びたので、耳にかけてヘアクリップでまとめています。一見アップ風です。


ところで、左前という言葉ですが、私は左が前(手順として先)はダメと覚えました。
着物を着るときには、右手で右の衿先、左手で左の衿先を持ちます(逆に持ったら着られないし)。先(前)に右手側を体に巻き、次(後)に左手側を体に巻けば、左前にはなりません。
偉そうに言っていますが、これが最初の頃はなかなかできずに、腰ひもを締めた後に必ず右手がすんなり衿元に入るか確かめていました。


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わくわく!北原照久コレクション      [着物でお出かけ]

本日のお出かけは浜松市美術館です。
8月28日まで、「北原照久コレクション・現代アートとおもちゃの世界」展開催中です。
「開運!なんでも鑑定団」でお馴染みの北原氏のコレクション展。

美術館のアプローチには開催中の展覧会の案内が、

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ん~、そそられますわ。

館内に入ると、さらにデカデカとお出迎え。
ますます、そそられます。

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(夫と私は身長が30cm違います。チッチとサリーみたいと思ったあなた、同年代ですね。)


気温27度、これだけ涼しいと麻の着物はいかがなものか?
で、綿紅梅の浴衣にしました。
透けてはいますが、生地に凹凸があるので麻よりはいいでしょう。

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ずいぶん前に買ったのに、締めるのは初めての薄の帯。

帯揚げは、お友達が送ってくれた夏着物のハギレ。
秋の気配を感じさせる蘇芳色の三分紐に、乳白の帯留。

お太鼓。

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適当に畳んでいたので変なシワが…[あせあせ(飛び散る汗)]
せっせと手で伸ばしましたが、あまり直りませんでした。


この展覧会は、北原氏のおもちゃと現代アートのコレクションが展示されています。

おもちゃは、見たことのある懐かしさ満載です。

おもちゃより興味深かったのが現代アートのコレクションです。

アートに疎い私でも知っている人から、初めて出会う人まで、北原フィルターで濾された現代アート。

面白いのは、「あ、なんかホッとする」と思うと私と同年代のアーティストなんですね。ジャンルは違えど、やはり共有するものがあるのでしょうね。

奈良美智さんの絵画「猫フクロウ」と「ミレニアム猫」には、北原さんの美術館に住み着いた猫2匹と似ているという解説があり、その猫たちに会ってみたくなりました。

呼び物の一つであるのであろう、山下信一さんのフィギュアはもちろん素晴らしいのですが、写真に撮られたフィギュアの方が実物よりもリアリティを持つという不思議さは、人の手と人の目と人が作ったメカニックが、かけあわされることによって自然に似るという構造にめまいを覚えるようなものでした。

眠れる美女のような「ASTRO BOY」(荒木博志)。
彼岸から生まれてきたような鴨沢祐仁の絵画群。
悪い夢のような柳生忠平と森口裕二。

明日は、北原さんが来館されて。講演があります。


涼しくなると、美味しくなるのがコーヒーです。
おいしい自家焙煎コーヒーを福岡から、
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タグ:美術館
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これぞ浴衣           [着物でお出かけ]

先日、「かねたブルーム」さんで購入した1束1,000円の中に、浴衣が一枚入っておりました。

私が若かりし頃は、こんな浴衣が定番でした。

ちょっと着てみる。

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若すぎるよね~、と思っていましたが、着てみるとそうでもない(夫にも確認)。
白っぽい帯だったら、もっと落ち着いて、中年ぴったりになったと思います。

明るい又は暗い紺地に、花が描かれています。
この浴衣の花はアヤメですが、朝顔やヒマワリ、撫子や紫陽花などが描かれていました。
最近はあまり見かけません。
私と同年代の方は、ちょっと探してみてはいかがですか?
箪笥や押し入れや、あるいは実家にあるかもしれません。
そして、羽織ってみて、似合ってしまったら、着てお出かけしましょう。
夏祭りじゃなくても、近所のファミレスとか居酒屋とか。

私もせっかく着たので、町内の夏祭りに出かけました。


さて、今日は長崎の原爆の日です。
どうか、

長崎の一枚の写真

をご覧ください。お願いします。
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綿紅梅の浴衣に博多献上帯で      [着物でお出かけ]

8月6日(土)、第59回浜松七夕ゆかた祭りに夫と出かけました。暑いので4時半過ぎから。

やはり浴衣でなくてはまずかんべぇと、綿紅梅の浴衣で。

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透けるので着物風に。
この夏ヘヴィローテ-ションの博多献上帯に、生成りの三分紐と翡翠色の帯留(翡翠ではない)、帯揚げはお友達が送ってくれた夏着物のハギレです。

ポイントは、ちらりと見える帯揚げのビビッドな黄色と朱色。

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浜松駅前は長蛇の列。駅前広場まで続いています。
すごい盛り上がりだわっと思ったものの、何か変。

袋井の花火大会に出かける皆さんでした。JRの切符売り場までの行列です。
こんな行列を見るのは、浜松では初めてでした。

ちょうどよいので浴衣ウォッチングをいたしましょう。

高校生や若い女性はほぼ浴衣です。
その中で、紺地のスッキリとした浴衣は2名のみ、他は今ドキのカラフル浴衣です。
どう見てもサンダルだよねと思ったのは3名。
何故か、浴衣の裾が踝から10cm上という着付けの人が、10数名(グループではない)。
これだけいると、「あら、あの子ちょっと裾が短かすぎるわね。」と思っていいものかどうか。
おはしょりが長かったので、丈が足りないわけではありません。
こういう着方の流行りがあるのかな?
肩出しスタイルはゼロ。
若いカップルは半数とまではいきませんが、浴衣男子率高し。
甚平男子は2名でした。

以上、浜松駅構内からお送りしました。


七夕ゆかた祭りは、歩行者天国に屋台が並び、あちこちでイベントをやっています。
賑わっているのかいないのか分かりにくいのは、道路の幅が広いのと、会場があちこちに分散しているためと思われます。
浴衣関係は、浴衣おしゃれコンテストが行われたのと、浴衣の人はお帰り切符(遠鉄のバス・電車に限り)がもらえるということでしょうか。
昨年は浴衣の反物展示をやっていましたが、今年はありませんでした。
何か、拍子抜け[バッド(下向き矢印)]
せめて、盆踊りがあればなぁ…。

気を取り直してっと、
来年は浴衣関係の展示があるといいな。
注染染めとか、遠州木綿とか、駿河下駄とか[るんるん]


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夏のきもの旅~3日目は京都・清水     [着物でお出かけ]

いよいよ最終日です。
昨日に負けないくらい暑い。

朝食付きにしていなかったので、ホテルのラウンジで中庭を見ながら、モーニング(900円だったかな)を食べました。


本日のコーデ、

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着物は筥崎の骨董市で購入。
この着物と羽織と長襦袢の3枚で700円という、信じられないお値段でした。
張りがあって透けているので麻かなと思うのですが、触った感じがシャリツルッとしています。
夏大島かもしれない。
結局、分からない(がっくり)。
帯は1日目に締めた麻の帯。
帯揚げは綿麻のハギレ、生成りの帯締め。
この日に着た絽の長襦袢は白茶色なので、実際に着た時は着物の色がもう少し薄く見えます。

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透け具合が分かるでしょうか?


とにかく暑いので、移動はタクシー、見るのは室内と決めました。
京都駅でコインロッカーに荷物を預け、
本日のメイン「河井寛次郎記念館」へ。

念願叶って、胸が高鳴るわたくし。

受付で記帳すると写真撮影が可になります。

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囲炉裏が切られているのに、とてもモダンな感じの居間。

中庭。

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階段の奥には登り窯があります。
左手が母屋、右手が展示場を兼ねた創作室に続く廊下。
画面手前に渡り廊下があります。

陶器で作られた帯留。

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椅子に腰掛けてもよし、畳に座ってもよし。
窓から入る涼しい風に、どこか田舎の古民家にでも来たような…。
はぁ~、来てよかった[揺れるハート]

お昼は、すぐ近くの馬町バス停そば「寿司 あけぼの」さんで和定食を食べました。昆布締めのお刺身がおいしかった。


続いて、「清水三年坂美術館」へ。

「絵葉書の美女たちにみる明治・大正浪漫」展が8月21日まで開催中です。
絵葉書の点数はさほど多くはなかったのですが、一緒に展示されていた櫛や簪などの装身具が見応えがありました。
私はこのような装身具を見るとき、「どれか一点差し上げますよ。」と言われたら、どれを頂こうかしらと妄想して見ます。
漫然と見るよりは一点一点を真剣に見るし、自分がそれを選んだ理由がはっきり説明できるようになる、ような気がする。
今回、私が頂きたいものは朱色に菊の絵柄の櫛でした。

タクシーをひろうために三年坂をゆるゆると下る途中、舞妓はんに遭遇。
舞妓体験のお嬢さんたちでしたが、なんと3組も。
1組目は女子二人、2組目は白人女子一名、3組目はカップル(着物男子と人力車に乗車中)でした。
恥ずかしながら、私も芸妓体験をやってみたい[あせあせ(飛び散る汗)]


最後は、伊勢丹で開催中の
草乃しずか日本刺繡展 雪月花~戦国の姫たちへの想い~」展へ。

大物の展示の距離がビミョーでちょっと疲れました。
繊細な刺繍が裸眼では見えず、老眼鏡をかけるとちょっと距離があってこれまた見えない。
見たいのに、見えない[バッド(下向き矢印)]


新幹線の到着までに時間があったので、駅の喫茶店で白玉あんみつを食べました。

そして、旅は終わる。

楽しかった。


タグ:美術館
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夏のきもの旅~付け帯は使いよう      [着物でお出かけ]

すっかり暑さにやられて、タクシーでホテルへ。

今夜の宿は、二条城前の「京都国際ホテル」です。
タクシーをおりるところから、部屋へ入るまで、ボーイさんが荷物を持ってくれます。
あ~、奥さま気分だわ。

1時間ほど休憩して、夕ご飯を食べに出かけなくては。

しかし、私はへとへと。
解いてしまった帯をもう結びたくない、たとえ付け帯でも。
お太鼓を背負いたくない。
半幅帯を持ってくればよかったな、とぐじぐじ考えていてヒラメキました[ひらめき]

付け帯の手の部分だけを半幅帯にしたらどうかしら?
1回巻きになったとしても、和装クリップで押さえて、うまいこと行くんじゃないかしら?

そして、ジャーン

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2回巻けました。
申し訳程度に結ぶこともできました。
ラッキー[るんるん]

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念のため帯締めで押さえて。
楽ちん、楽ちん。

そして、わたくし、またひらめいてしまいました。
付け帯を手作りする時には、
手の部分を長めにしておくと、
半幅帯にもなって 超便利 。

次に作る時は、そのようにいたしましょう。


京都国際ホテルさんについて、もう少し説明いたします(気に入ったから)。

部屋はノンキャッスルビュー(こんな言葉あるのかな)でしたが、広くて気持ちのいいお部屋でした。
バスルームと洗面所が別なので使い勝手がよかった。
トイレとバスは一緒でしたが、シャワーカーテンではなく、引き戸で仕切るようになっていました。引き戸にはフック(というのか?)が付いていていろいろ掛けておくことができます。

この日の夕飯は、どこで食べるか決めていませんでした。
恐る恐るフロントの方に尋ねると、ホテル周辺の食べ物やさん地図(ホテルマン手作り)を頂きました。
(大阪のホテルで尋ねた時は、「当ホテルにレストランがございます」と言われた)

中庭はきれいだし、土産物売り場は充実しているし、
わたくし、次に京都に来るときには、是非こちらのホテルに泊まろうと思います。



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夏のきもの旅~2日目は京都・伏見      [着物でお出かけ]

めでたくブラも乾き、昨日は歩く距離も短かったので長襦袢は今日も同じのを着ます。
ホテルの部屋にファブリーズが置いてあったので、脇と背中のあたりにシュシュッとしておきました。

さぁ、京都へ移動[るんるん]
京阪本線に乗って、中書島駅で下車して伏見を回る予定です。

昨日の着物に帯を変えて,

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帯揚げは紗のハギレ、三分紐に箸置きリメイクの帯留です。
帯は博多の三献、紗献上ではありませんが、博多献上は通年締めて良いし色も白っぽいので、私は単衣と夏物に合わせています。


まずは朝ごはん、
デリカフェ・キッチン オオサカ ミドウ (DELI CAFE KITCHEN大阪mido)」と言う複雑な名前のパン屋さんのカフェで。
パンと飲み物を選んで食べましたが、モーニングがあったんですっ!
裏口から入ったから気が付かなかったぜ[ダッシュ(走り出すさま)]
ミドウさん、裏口にもモーニングの表示をお願いします。

中書島駅で荷物をコインロッカーに入れてました。
駅には観光地図が置いてあるので、それを見ながら歩きます。

すぐに「寺田屋」に到着。
1階に入って、狭いなと思いましたが、2階はそうでもなかった。
でも、階段も一部屋一部屋も狭く、江戸時代の空間感覚を体感しました。
当時の人物写真も飾られています。
女性だけでなく、男性も撫で肩。やはり肩を意識しない着物文化時代だからでしょうか。


伏見は酒造りで有名な町です(知らなかった)。
伏見初心者なので、今回行くのはポピュラーな2ヶ所だけ。

まずは「キザクラカッパカントリー」でランチ(¥900の和定食)を食べました。
お酒だけでなくビールも作っていて飲み比べできる一口ビール3種セットが2種類あります。
もちろん2種類オーダーして、6種のビールを飲み比べました。
ビールにも色々な味がありますね。
ルビーナイルが濃くておいしかった[ビール]

カッパ資料館では、河童の手を個人で所有している人が福岡には5人もいてビックリ。
カッパネタ、仕入れられます。


続いて、「月桂冠大倉記念館」へ。
入館料300円ですが、お土産で300円の純米カップ酒がついてきます。差引ゼロですね。
仕込み水の井戸もあって、自由に飲むことができます。
酒造りの工程の説明を受けた後、
昭和製法と現代製法の日本酒一種ずつとプラムワインを試飲できますが、ほんのちょっぴりね。


駅へ戻る途中で、「きたせ昆布老舗」さんへ。
奥さんとの会話の中の「あら、そんな風に使いはりますのん?」という言葉に、京都を実感いたしました。
お馴染みちりめんじゃこと木の芽煮(山椒の葉の佃煮)を買いました。
木の芽煮は浅漬けに掛けたり、パンにのせてチーズトーストにして食べたりしています。
おいしい[揺れるハート]


とにかく暑いので、予定を変更して「大徳寺」に行くことにしました。
京阪本線の途中に駅があります。

美しい青紅葉。

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私たちは青息吐息。
涼しい場所を探して一休みしました。吹く風が気持ちいいのは、やはり神聖な場所だからでしょう。

特別公開中の「天得院」の桔梗の庭を見て、今日はお終いにしました。

暑さに負けた[パンチ][バッド(下向き矢印)]
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夏のきもの旅~1日目は大阪      [着物でお出かけ]

7月8日(金)~10日(日)、大阪・京都2泊3日の旅に行って来ました。

旅の感想、
1位・・・楽しかった(^_^)v
2位・・・暑かった (T_T)

初日のメイン(ランチの後に)は、

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言わずと知れた通天閣、「づぼらや」のフグもプカプカと。

この日のいでたちは、

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「いちろく」のオークションで落札した麻絹(と言っていた)の着物。
麻ほど張りがないので、体にすとんと馴染みます。
買った後に2~3回着ましたが、いま一つ似合いませんでした。
あの頃は40代、そして今は55歳。
歳が着物に追いついたようです。
追い抜く前になるべく着なくてはね。

帯はお馴染み168円帯。
麻でトンネル仕立てになっています。
納戸色の帯揚げは縮のハギレ、
細い帯締めを三分紐代わりにリメイク帯留を通して。

長襦袢は麻の紋紗。
こし揚げの位置から後ろ見頃全体に、これも麻の紋紗で居敷き当てを付けました。裾は泳がせています。これで透け対策はバッチリ[グッド(上向き矢印)]

半衿は、白の綿絽の上にもう一枚。
こちら、

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素材は不明。骨董市で買った長襦袢に掛けてあったものです。
斜めに並んだ丸が団子っぽくて可愛い。

帯枕はへちまです。

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一昨年、福岡の道の駅で買ったヘチマ
適当な大きさに切って、手で潰し、何回か帯枕として使ったら、いい形になりました。
百均のものではこうはいきません。

次からは、ヘチマを巻いているガーゼの紐部分を省略して、帯揚げだけにするつもりです。
その方が涼しかろうと。


お昼は、御縁があって、
「ピアノピアーノ 肥後橋本店」(大阪を代表するイタリアンの老舗)で、
800円(安い!)のランチを頂きました。
しっかりとした味の前菜とパンに、これだけで半分満足。
パスタ全部食べきれるかなぁ?
運ばれて来たベーコンとチーズのパスタは優しい味で、つい完食。
前菜とパスタの味のバランスが絶妙でした。
200円のデザートはパイナップルシャーベットとクッキーアイスの盛り合わせで、こちらも完食。
私にしては食べ過ぎと言える量でしたが、胃にもたれることもなく、すっきりと消化されていきました。
「ピアノピアーノ」さん、さすがです。


さて、通天閣の後は、
着物ブログでもお馴染みの「姉妹屋」さん(ブログ名:姉妹屋徒然日記)へ。
小さな古民家は、懐かしいおばあちゃんの家の風情です。
着物や帯や雑貨など、可愛いものがいっぱいありましたが、
私には歳不相応で購入には至りませんでした。

浴衣を着てお団子ヘアも可愛らしいお姉さんに迎えられ、
大阪アンティーク情報やらお買いもの情報を教えて頂いて、楽しいひと時を過ごしました。
姉妹屋さん、ありがとうございました。


この日の宿泊先は、
大阪駅の「ホテルグランヴィア大阪」。
夕飯は「パブレストラン アブ」のサマービアホール(平日限定、女性は¥3,000で飲み放題のバイキング)の予定でしたが、この日は団体様予約のため中止されておりました[バッド(下向き矢印)]
普通にオーダーして食べましたが、おいしかったです。

酔っていましたが、なんとか和装ブラと胸元に入れていた麻の手ぬぐい(ハギレとも言う)は洗濯して干しました。
替えも持ってきていましたが、こちらのブラの方が楽チンです。
乾くといいな。


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どれくらい暑いかな?      [着物でお出かけ]

7月1日金曜日、最高気温32.3度。
どれくらい暑いのか出かけてみました。

水玉菱の単衣に半幅帯を結んで、

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見て分かる通り、帯板は使っていません。
和装ブラ、麻の紋紗の長襦袢(袖を筒袖に改造)、ストレッチ足袋。
ウェストベルト(ウェストの補正をしなかったので)とコーリンベルトはメッシュを使用。

二枚歯の下駄を履き、日傘を差す。

結果、思ったほど暑くなかったです。
室内では丁度よい感じ。
さすがに日なたでは暑いものの、暑いと感じるのは主に胴部分。
腕などは、むき出しだったり、日よけのロング手袋をはめているより、ぐっと涼しいです。
着物を麻にしたら、もっと涼しかっただろうなと思いました。

駅ビルに入っているミスターミニットで、のめり下駄にゴムを貼ってもらい、料金は2,300円ほどでした。

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「万葉の世界」展へ      [着物でお出かけ]

正確には、
「現代日本画の巨匠による万葉の世界」展です。
 (平野美術館にて7月3日まで開催中。)

奈良県立万葉文化館が、万葉集をテーマに現代日本画の巨匠に依頼した絵画とその下絵など31点が展示されています。

片岡球子、平山郁夫、加山又造、などなど。
まさしく現代の巨匠と呼ばれる方々です。

力強く神秘的な「ウォーターフォール」(千住博)、

今にも風景が踊り出しそうな「大和国原」(絹谷幸二)、

楽しい夢のような「鳥の声」(川崎春彦)。

片岡球子さんの「富士」は、照明が暗めだったのと、個人的には片岡さんの作品は見上げて見るのが好きなので、ちょっと残念でした。

ともあれ、今回も眼福ありがとうございました。

先日、紫陽花の帯を合わせた単衣に、博多の半幅帯をカルタ結びにして。

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足袋ではなくタビックスで二枚歯の下駄を履いたら、台の上で足が滑って歩きにくかった。
この下駄は、台から踵が少し出るので、やはり足袋の方が踵も痛くならなくてよかったなと反省[あせあせ(飛び散る汗)]
タグ:美術館
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「ワダエミが語る『衣装の魅力』」へ      [着物でお出かけ]

ワダエミさんで、「衣装の魅力」で、会場は文化芸術大学、であれば当然参ります。

映画「利休」(三国連太郎主演)で使われた、素晴らしい衣装が4点展示されていました。
特に、織部焼をイメージしたという古田織部の衣装は、渋い色使いと傾きを思わせる大胆な絞りが印象的でした。

ワダエミさんご自身も、お召しになっている洋服も、とても素敵でした。

私は、水玉菱(名前を付けた)の単衣に、帯は博多の三献で。

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生成りの三分紐に、このところ良く使う箸置きリメイクの帯留。
帯枕無し、帯板無しでお太鼓に結びました。

きものを着ていたのは500人(主催者発表)中わたくし一人でした[たらーっ(汗)]

さて、今回の催しは「遠州織物シンポジウム」の一環です。

その概要は、
「(静岡)県では、県内繊維産業の振興策の一環として、今年度、遠州織物を素材とした夏服を創出することとし、今年6月からコンテスト事業を開始します。コンテストに先駆けて、審査員長に就任予定の衣装デザイナーワダエミさんによる”遠州織物や衣装の魅力”をテーマとしたシンポジウムを開催します。また、当日は、夏服デザインコンテストの概要説明も行います。」

遠州織物を素材に、ビジネスで着用する夏のシャツのデザインを募集するそうです。
使用する遠州織物はすでに選ばれていて、近々県のHPにアップされると思います。
一般の応募も可なので、興味のある方は静岡県のHPをご覧くださいね。

あ、洋服のデザイン募集のシンポジウムだから、着物の人がいなかったのかな?

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梅雨の晴れ間にアジサイの帯で      [着物でお出かけ]

ここのところ、ずっと梅雨の晴れ間が続いていました。

やっとアジサイの帯が締められる[揺れるハート]

金曜日のお出掛けに、ほぼ昨年の今頃考えたコーディネートで。

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1尺3寸が1尺に縮められていた袖丈を、長襦袢に合わせて1尺1寸6分に伸ばしました。

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前帯はなるべく橙色の部分が出ないようにして。

お太鼓、

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今年締められてよかった。

来年は派手かもしれない[あせあせ(飛び散る汗)]
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サマーウールで優等生コーデ                 [着物でお出かけ]

今日は夫の定期通院の付き添い。
 (できれば一緒に来るようにと主治医に言われているので。)

前回と同じく地味目で参ります。

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  (自分撮りの角度を変えてみました。)

八寸の紬帯を直した半幅帯は、貝の口の変形に結んで。
細い帯締めは、「陶々美」さんで300円で購入。
箸置きリメイクの帯留に通して、三分紐に使いました。
白緑の中の黒のラインがきいています。

バス停まで歩く途中で、年上のご婦人に声をかけられました。
「私は着物が紺だと帯は赤ってすぐ思っちゃうのよ。
 でも、同系色もいいわね。白州正子さんも同系色だったって。」
と、お話しされました。

その方はきれいな白髪で、この髪なら赤い帯も映えるだろうなと、全然逆のことを思ってしまいました。

その後、更に年上のご婦人から、「素敵よぉ。」と声をかけて頂きました。

やはり、紺×白は優等生。


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のめり下駄で、亀より遅く      [着物でお出かけ]

本日も歯医者へ参ります。

雨が降りそうで降らないこんな日にも、

この着物、

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涼しそうだったので、ウールの半幅帯。
気分を盛り上げるために、バナナ付きバザールでござーる(NECのキャラです)をぶらさげました。

雨が降り出したしたら困るので、のめり下駄で。

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爪皮をバッグに入れて、傘を持って出かけました。

う、うまく歩けない[あせあせ(飛び散る汗)]

空中すり足とか、
鉄人28号のようにとか、
地面と平行にとか、
とにかく、のめっている爪先が地面につかないように歩かなくてはなりません。

コツがつかめずゆっくりとしか歩けない。
隣を散歩していた亀に追い越されてしまった(ウソです)。
カタツムリには追い越されなかった(ウソです)。

さ、6月はのめり下駄強化月間にいたしましょう。
今日の、行きよりは帰りの方が速かったと思うし。
ガンバレ、わたし[exclamation]


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